八草の滝、滝めぐり 4 



2007、02、13 ( 2日目、その2 )








上の赤点の所が八草の滝で、下左の所が琴の滝、下右の所が雫の滝です






来た道を少し戻り この橋の手前を左に曲がり 山道に入ります







日置川沿いの道を 少し進みます






すぐに終点です ここから徒歩で進みます







まず最初に こんな風流なトンネルを くぐります






ここで分かれ道です 右の方へと行きます






雄大な日置川を眺めながら 川沿いの道を進みます






昔は橋があったのでしょうか? 飛び石伝いに この川を横切りました






川沿いに なおも山道は 続きます






この橋を渡った所で 左の山の方へと 入って行きます






5分も歩けば この岸壁の所に来ました






ただの岸壁と思ったのですが これが八草の滝のようです







  日本100名瀑に和歌山県からは 那智の滝、桑ノ木の滝、八草の滝
  この3瀑が選ばれています 僕は過去に 前者2瀑には行きました
  しかし八草の滝には まだ来ていなかったのです
  八草の滝は白浜の少し南 日置の町から日置川をさかのぼった所にあります
  この滝には いろいろと言われている事があります 何故この滝が
  100名瀑になってるのかと言う事です ネットで滝好きの方のHPを見ていても
  その様な事が書かれています この滝は 基本的に近くに行けない滝で
  日置川をはさんだ対岸から見る事になります 僕は考えました この遠さが問題なのでは
  近くまで行けば 100名瀑に選ばれただけの 凄さがあるのではと

  しかし いろんな方のHPを見ていても 滝の近くまで行った方は あまりおられません
  カヌーとかに乗って 川を渡れば行けるらしいと言う事ですが
  そんななか 道なき道を歩いて 滝近くまで行ったような記事が載っていました
  と言う事は まったく人間が行けない場所でもなさそうな感じです
  僕は 山の会に入っています そこでは幾度となく凄い厳しい場所
  それこそ道なき道の所を 何度も歩かされてきました 方向感覚も鍛えられてきました
  僕も挑戦すれば行けるんじゃないか そんな冒険心が沸いてきました

  すさみで宿泊して 午前中に行く様にしました もし道に迷っても
  時間さえあれば何とかなる筈です 車で林道の終点まで行き歩き始めました
  道なき道を 途中橋のない川は飛び石づたいに 土砂崩れでふさがった所は乗り越えて
  時間にすれば30分で着きました 厳しい所だと思っていたわりには
  あっけなく行けました 早い話ハイキングをする人なら 誰でも行ける所でした ただ
  途中の川が増水していれば 飛び石づたいに渡れなくなる それだけが問題な所でした

  夢にまで見た 八草の滝の間近まで来ました しかし 近くまで来ている筈なのに
  音がしません 滝の近くは 水の落ちてくる音で 響いてるのが普通です
  そこには大きな岸壁があるだけでした 所々に申し訳程度に
  水が滴り落ちています どう考えても これが八草の滝のようです 今まで
  いろいろな滝に行きましたが ここまで水のない滝を見たのは 今回が初めてです
  この日 八草の滝へ来る前 近くにある琴の滝、雫の滝、にも行ってきました
  水量は少ないかなと思うものの 滝らしい流れがありました それなのに・・・・・・・
  この岸壁を見て想像しました ここに水が流れていれば どんな感じだろうと
  100名瀑と言われる様な感じになるのだろうか 僕の答えは??です

  落差と言っても それほど大きくもありません 滝壺がないと言う事は
  普段から水量は多くないようです 大量の水が流れれば
  落下する水が岩にあたり 凄い感じの滝になるのでは・・・・・・
  歴史的な イワレみたいなのがあるのだろうか・・・・・・
  これ位しか僕には考えられません 大阪の様な滝の少ない地域ならまだしも
  和歌山には 100名瀑に入っても可笑しくないような滝が たくさんあります
  それらの滝を差し置いて 八草の滝が何故100名瀑に入ったのか
  僕にはわかりませんでした 滝の近くで見れば
  納得すると思っていましたが 近くで見ても??しか残りませんでした
  水量の多い時に この滝を見れば 僕の考えは変わるかもわかりませんが・・・・・・・
  ただその時には 途中の川も増水して 渡れないことでしょう




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